人との繋がりを大事に、いい一年に。

こんにちは。
にじのことりの三井 恵です。

1月7日、、、、もう7日になっていました。

遅ればせながら、、、、
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

元日に発生した能登半島の大地震、2日には航空機事故と、辛いことが続きました。
被害に遭われ、大切な人、大切なものを奪われた方、避難所などで不安で不自由な日々を送っている方々に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く日常と笑顔が戻るように、祈っています。

2024年、新年最初のにじのことりブログ、1月3日の出来事を書きますね。

1月3日お昼過ぎ、氏神様の杉山神社に初詣に行きました。
杉山神社に向かう途中、前方に歩いては休み、また少し歩いては休み、ゆっくりゆっくり歩いている高齢の男性がいました。
その内、その方に追いついて、追い抜かしてしまったのですが、とても気になって、振り返り、やっぱり気になって、戻って、
「いっしょに歩きましょうか?」と声をかけました。

その方と一緒にゆっくり歩き始めると、さらに前方に小柄の高齢の女性がいて、ニコニコと笑ってこちらを見ていました。
近くまで行くと、ニコニコ笑顔で「いつもは向こうから行くんだけど、今日はお父さん大丈夫かなと思って、こっちを歩いてきちゃったのよ」と。
ご夫妻で初詣に行く途中だったそう。
「私も初詣に行くところなので、一緒に行きましょう」と言って、3人で杉山神社に向かいました。
お父さんと手を繋いで支えながらゆっくり歩くと、「お母さん、早いなあ」とお父さん。
少し先で待っていて「私、歩くのが早いから、、、」とお母さん。

お父さんは、歩くのが大変そうでしたが、鳥居をくぐり、階段を上り、手を清め、ご夫婦2人で並んでお参り。
後ろに並んでいた方も、本殿の階段を降りる時に手を貸してくれ、「よかったわ。ありがとう」とお礼を言うお母さんに、
周りの方々もお参りできて良かったと思っているようで、温かい雰囲気がありました。

私とお母さんはお札を買って、「帰りはこっちから。ここからはすぐなのよ」
「私も同じ方向ですから、一緒に行きますね。」とまたお父さんと手を繋いで歩きました。
「お母さん、早いな。行っちゃったよ」休みながら、ゆっくり歩くお父さん。
マイペースで歩き、振り返り、笑顔で待っているお母さん。このふたりがとても愛らしくて、うれしい気持ちでした。

すぐと言うほど、すぐでもなかったけど、おふたりのお宅に無事に到着。
するとお母さんが「散らかっているけど入って。」と。「いえ、帰りますので」と私。
「本当にうれしかったから、寄って行って欲しいのよ。」「いえ、」何度かこのやり取りの後、少しだけとお邪魔することに。

お父さんにお庭を見せていただいて、「この木はなんですか?」と訊くと、「これはキウイの木。キウイがなるんだよ」と教えてくれ、
お母さんは、お茶とお菓子を出して下さり、「本当に嬉しかったわ。仏様に会ったみたいだったわ」と何度も言ってくれました。

「お父さんは101歳なのよ」
「え~? 101歳なんですか?」
「そうよ。何でも食べるのよ」
「すごいですね」
「お母さんは?」
「私は、92歳」
「え~?」

ただただビックリ!
お正月に101歳と92歳のステキなご夫妻と出会えて、なんて幸せなのかしら私。って思いました。

いろいろなお話を聞かせてもらって、楽しいひと時を過ごしました。

あの時、自分の気持ちのままに声をかけて良かったな。
あの日、特別な予定もなく、時間があったからお宅にお邪魔して、おふたりとお話ができたんだな。
いろいろな偶然が重なって、幸せな気持ちになれたんだな。

人と人との出会いって不思議ですね。
2024年、人との繋がりを大事にして、いい一年にしたいと思わせてくれた出来事でした。

そして今年も友人の多々良氏(静岡県藤枝市のOKEIKO cafeのオーナー)が干支の置物を送ってくれました。
金色の珠を抱いた龍。 愛嬌があって、笑顔になっちゃう。
いつもありがとうございます。
今年一年、この龍がにじのことりを守ってくれることでしょう。